Amethyst
透明感のある紫色は高貴な印象が漂い、しかも涼しげ。誰の目からみても、上品で好ましいのではないでしょうか。
比較的入手しやすい石のように思えますが、紫が濃い、淡い、深い、透き通るよう、など拘ると深みにはまります。
理想の「紫」を探す旅に出るのも楽しいかもしれません。
- アメジスト 紫水晶 Amethyst Amatista
- 産地:主にザンビア、ブラジル、ウルグアイ、マダガスカル。他にロシア、スリランカ、中央アフリカなど。昔は日本の石川県、宮城県、栃木県でも。
- - 加熱処理で色が黄色に変わり、シトリンとなる。
- 産地により特徴が異なる。
[ブラジル産]鉱山が多く、それぞれに特徴が異なる。淡い色のものや、黒いインクルージョンのせいで、黒っぽいものが多い。エスピリトサント鉱山でのみ産出の「スーパーセブン」が人気。
[ウルグアイ産]濃い紫。色が均一でない。小粒が多く、硬度が低い。
[マダガスカル産]赤っぽい紫。すみれ色。インクルージョンが多かったり、ムラがあったり一定しない品質。
[ザンビア産]濃い紫。インクルージョンが多かったり、ムラがあったり一定しない品質。 - モース硬度:7(鋼鉄やすり程度)
- - 語源は、ギリシャ語 amethustos(酔わせない)
- 2月の誕生石
- 石言葉:愛の守護石
- 取扱注意:直射日光に弱く、色褪せの原因となる。長時間水に浸けず、濡れたらしっかり拭き取る。