Rose Quartz
ローズクォーツは「優しい」という形容詞がぴったりの、トロンとしたピンク色が特徴です。そのピンクも産地によって、乳白、濃淡ピンクやラベンダー、茶がかかったり、と微妙に異なり、優しさも色々。
こんなに優しく大人しい印象ながら、光の当て方でキラッとスター形が見えるものもあります。真の「スター」とは、そういうものかもしれません。
自形結晶(石英本来の六角柱状の結晶)はないものの、最高品質産地と言われているのが、マダガスカル。行くのが楽しみです。
- 紅水晶、紅石英(和名)Rose Quartz(英語名)
- 産地:主にブラジル(ミナスジェライス州)、マダガスカル(透明度が高い、スター形が多い)、他にアフガニスタン(色が濃い)、アメリカ、インド、モザンビーク、ナミビア など
- - 石英(水晶)の一種。
- 自然に結晶の形になる「紅水晶」はかなり希少で、鉱物学的には結晶しているが塊状のもの(マッシブ)を「紅石英」と呼ぶ方が多い。
- 高級品には、燐による発色の合成ものもあり。
- 加工:ひび割れを補うため、オイルや樹脂などの含浸処理、スター効果を強調するための裏面皮膜加工 など。
- モース硬度:7(鋼鉄やすり程度)
- - 不透明のピンク色。発色は不純物に由来するが、詳細は不明。
- ミルキークォーツ:乳白色のもの。
- スターローズクォーツ:スター形が見られるもの。
- 10月の誕生石(他にオパール、トルマリン)
- 石言葉:愛と優しさ、思いやり
- 取扱注意:光に弱いので、日光に長時間当てない。