Ruby
写真は、モザンビーク産ルビーの原石です。産地モンテプエスにて入手しました。
ルビーと言えばアジアですが、モザンビークで新しく発見された鉱床でも、このように綺麗なルビーが見られます。
コランダムという鉱物に、微妙な量の不純物クロムが入ることで生まれる真っ赤なルビー。クロムが多すぎても少なすぎてもダメなのです。
自然の采配、恵み、気まぐれ、いたずら……?
- 紅玉(和名)Ruby(英語名)
- 産地:ミャンマー(モゴック鉱山)、スリランカ、タイ王国、ベトナム、カンボジア、タンザニア、マダガスカル、モザンビーク
- サファイアと同じコランダム(鉱玉。酸化アルミニウムの結晶からなる鉱物)の変種。クロムが1%ほど混入すると、赤色のルビーになる。混入量0.1%のものは「ピンクサファイア」。
- モース硬度:9(ダイヤモンドに次ぐ硬度)
- - ミャンマー産最高級「ピジョン・ブラッド」、タイ産黒っぽい「ビーフ・ブラッド」、スリランカ、ベトナム産「チェリーピンク」、インド産小豆色「インドスタールビー」
- 人工加熱処理で発色をよくすることが多い。
- 玄武岩や変成岩、大理石などの岩石の中にあり、崩れて流され、川で見つかることが多い。 - 7月の誕生石。結婚40周年記念の石
- 石言葉:勝利、情熱、仁愛、威厳
- 取扱注意:柔らかい布で拭く。流水で洗う。