Rhodochrosite
ロードクロサイトほど愛らしい石を、私は知りません。そして、このアーティスティックな縞模様!バラ色の芸術家が潜んでいるようです。
南米で多く産出されるため、"インカローズ" という素敵な別名も。
一方クリアなロードクロサイトは、艶やかさが魅力です。
アルゼンチン・カタマルカでは、現地の加工場で指輪に合う形状にカットしてもらいました。ぷるんっとして可愛いです。
- 菱マンガン鉱(和名)Rhodocrosite(英語名)Rhodocrosita(スペイン語名)
- 産地:主にアルゼンチン、ペルー、メキシコ。他にアメリカ(コロラド州)、中国、日本(北海道など)、南アフリカ、ルーマニア、ハンガリー、マケドニア、ドイツ、ロシア。
- マンガンの炭酸塩鉱物。銀や銅の鉱山で副産物として産出される。
- モース硬度:3.5~4(銅貨、軟鉄程度)
- - ロードクロサイト(バラ色の石)、 別名インカローズ(インカの薔薇)。
- 硬度が低く、脆く、壊れやすい。
- アメリカのコロラド州では、最大結晶の透明のロードクロサイトが産出された。アルゼンチン産は半透明のインカ・ローズが有名。
- アルゼンチンでは、縞入りのものは rayada、クリアなものは Ortiz(Otis?) と呼ぶ。 - 石言葉:愛・希望・情熱
- 取扱注意:長時間の太陽光を避ける。化粧品を避ける。汗に弱いので、付いたときはすぐにふき取る。